社会人向け英語勉強法まとめ:勉強時間をどう確保する?

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ある社会人の悩み…

社会人の英語学習って、やったほうがいいのはわかっているけど、ぶっちゃけしんどい…😢

あき
あき

どんなところがしんどいですか?

まずは時間がないところ。

あき
あき

ふむふむ。他には?

あとは、「英語はやったほうがいい」とは思うのですが、何をしたらいいのか、ぶっちゃけよくわからないです…。

あき
あき

そうなんですね。大きく分けると「時間」「勉強法」「モチベーション」で悩みがありそうですね。

あき
あき

今回は「勉強時間の確保」について考えてみましょう。

社会人向け英語勉強法:効果的な学習術(時間確保編)

あき
あき

まずは、自分には勉強できる時間がどれくらいあるのか、「自分の時間の棚卸」をする作業から始めましょう!

「時間がない」は言い訳にしない!スキマ時間を生み出すテクニック

「学生時代と比較すると、圧倒的に自分の時間が少ない…」というのは、社会人共通の悩みだと思います。私たちに与えられているのは、1日24時間。それ以上でもそれ以下でもありません。

そんな私たち社会人に残されている学習時間は、ずばり「スキマ時間」です。

そして、それを見つけだすために必要なのは、「自分の時間の使い方を客観視すること」「時間に優先順位付けをする」ことです。次のステップで考えることをお勧めします。

▼スキマ時間を見つけるためステップ

  • 分析のための時間を作る
    • 2時間確保できると素晴らしい!
    • 雨の日の休日などにすると気分転換になるかもしれません。
  • 自分の時間の使い方を可視化する
    • 「平日」「休日」にわけて円グラフで描くといいかもしれません。私の場合、金曜日の夜は遊びに出かけることもあるので、「平日(月~木)」「平日(金)」「休日」といった分け方になります。とにかく、可視化することが大切です。
    • 誰が見るわけでもないので、見栄を張らずに、自分に正直になって書き出していきましょう。
  • 「自分ではコントロールできない時間」と「自分にとって大切な時間」は確保する!
    • 自分ではコントロールできない、もしくはコントロールすることが難しい時間:勤務時間、通勤時間、家事の時間など
    • 自分にとって大切な時間:睡眠時間、食事の時間、趣味の時間、家族との時間など
  • 「ながら」作業ができそうな時間を見つけ出す
    • 通勤しながら、朝食やランチを食べながら、お風呂につかりながら、料理をしながら、歯をみがきながら…と「ながら」作業ができそうな時間をみつけます。
    • この作業で大切なのは、なるべく具体的に想いうかべることです。
    • 例えば「通勤」を例にあげると、朝会社に行く時は、元気だからできそうだけれど、夜家に帰る時は、疲れていて勉強なんてできる状態ではない…というように。
あき
あき

ここまでやってみて、どうでしたか?

こうして作業してみると、平日でも意外と時間がありそうです

「休日に1時間勉強」と「毎日15分勉強」どちらがいい?

「平日」と「休日」で比較すると、休日にまとまった時間がとれそうです。

あき
あき

そうなんですね。

平日の細切れな時間を使うより、休日のまとまった時間を使ったほうがいいのではないでしょうか?

私の経験上、語学の勉強は「毎日15分」か「休日1時間」かだったら、絶対に「毎日15分」をお勧めしています。

「毎日15分」をおすすめする理由

あき
あき

実は「毎日15分勉強する」というのは、科学的にも効果的なのが証明されています。

「エビングハウスの忘却曲線」というのをご存じでしょうか?

これは、簡単に説明すると「新しく覚えたことをどのくらいまで覚えていられるか」、言い換えると「新しく覚えたことをどのくらい早く忘れるか」という研究です。

この研究では以下の結果がでています。

  • 人は新しく覚えたことを、覚えた時点から忘れ始める
  • そして、20分後には、58%覚えている=42%忘れている
  • そこからは、記憶保持力(覚えている割合)の低下具合は減るが、1日後には、26%覚えている=74%忘れている
  • そして、1週間後には24%覚えている=76%忘れている

新しく覚えたこは、こんなに忘れやすいんですか?!

あき
あき

そうなんです。だから新しい記憶を定着させるためには、覚えているうちにもう一度学習する、というのが効果的なのです。

私も以前は「週に1回1時間、英会話教室へ通学」や「TOEIC高得点確保に向けた、週末2時間の勉強」などまとめて時間をとっていましたが、平日のスキマ時間で少しずつでいいので毎日英語に触れる方法に変えたら、そのあとの定着度合いがかなり違うと実感しています。

語学勉強は「雪が積もるのと同じ曲線で、知識が定着していくものだと思います。雪が降ると、最初のほうは地面で雪が解けていきますが、いったん積もり始めると加速度的に積もっていきますよね。

語学勉強もそれと同じで定着までに時間はかかりますが、ある日突然、急にわかりだすタイミングが来ます。そのとき、ドーパミンが大量に出てかなりハイになりますw。それが、私が語学勉強を続けられている一つの要因かもしれません。

「継続できない」を克服!モチベーション不要な仕組みづくり

時間確保はできたけれど、継続できるかが不安です…。

あき
あき

「継続」と思うと、やる気やモチベーションが関係してきそうですが、実は、継続にやる気やモチベーションはほぼ要りません。

継続するために必要なこと、それは、その行為を「習慣化させる」ことです。

食事の後は歯を磨く、トイレに行ったら手を洗う…など、習慣化している行為は日常的にあるかと思います。「毎日、朝の通勤時間に10分間だけ勉強する」と決めたとしたら、まず、21日間継続してください。

21日間(3週間)ほど継続していくと、段々その行為は「習慣」となると言われています。

利用するツールによっては、自動リマインド機能があったりもしますし、携帯のリマインド機能を使うのでもいいですし、紙ベースのカレンダーを使用しているならば、やったときには「×」を書いて消していくのでもいいかもしれません。可視化されると、自動的にモチベーションがあがっていくこともあります。

習慣化させるときに大切なこと

習慣化させるときに完璧を求めてはいけません。

1日や2日できなくても、気にしないこと。「8割-9割できていればOK」くらいの間隔でやっていきましょう。

あき
あき

「最初の21日間」が難しいかもしれませんが、ここだけ頑張れば、あとは習慣化されていくので、逆にやらないと少し気持ち悪くなっていきます。

まとめ

あき
あき

さて、今回は、勉強をするための時間確保についてみていきました。

時間確保のための小ワザは以下の通りです。

  • スキマ時間を活用する
  • 短い時間でいいので毎日勉強できる時間を確保する
  • 継続するには「習慣化」させる

ぜひ、自分にどのくらいのスキマ時間があるか、一度、ご自身の時間の使い方の棚卸しをしてみることをお勧めします。参考にしてみてくださいね!

プロフィール
この記事を書いた人
あき

社会人20数年目。
趣味は「知らないことを知ること」と「美味しいものを楽しむこと」。
英語(ビジネスレベル・TOEIC 850点獲得経験あり)、中国語(HSK2級)。その他の主な資格は、MBA、FP3級。着物の着付けに関する、とある記録でギネス記録も保持。
日本国内のみならず、アメリカ、シンガポール、そして香港での勤務経験あり。
平日は会社員として働き、休日は、オンライン日本語講師や当ブログの運営をしている。

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