こんにちは!当ブログ管理人のあきです。
「副業でオンライン日本語講師を始めてみたいけれど、どんなテキストを使えばいいんだろう?」 「レッスンの準備(教案作り)に何時間もかかったら、本業と両立できるか不安……」
Preplyなどのプラットフォームで日本語を教えようと思ったとき、誰もが最初にぶつかるのが「教材選び」と「レッスン準備の負担」という壁ですよね。
私も本業(会社員)を抱えながら、平日夜や週末の時間を使って日本語を教え始め、気づけば1年間で「400コマ以上」のレッスンを走り抜くことができました。
400コマの現場で、さまざまな生徒さんに向き合い続けて分かった、王道テキスト『みんなの日本語』と『げんき(Genki)』のリアルな使い分け術と、本業と両立させるための「準備短縮テクニック」を完全公開します!
1. 初心者生徒は「2つのパターン」に分かれる
400コマ教えてみて実感したのは、ゼロから日本語を学ぶ生徒さんは大きく分けて以下の2パターンに分かれるということです。
- 「独学で行き詰まった」生徒(既にテキストを所持)
- 「完全なゼロスタート」の生徒(ひらがなから/テキスト未所持)
実は、最初から「ひらがなも全く分からないゼロです」という人よりも、「自分で勉強してみたけれど、うまくいかない…」と独学の限界を感じて駆け込んでくる生徒さんの方が圧倒的に多かったのです。
この2パターンのどちらなのかによって、テキストの扱いを明確に切り替えるのが私のスタイルです。
2. パターン①:手持ちを聞くと圧倒的に多い『みんなの日本語』をそのまま活かす
「独学で勉強しているけれど、うまくいかない」という生徒さんに「いま何のテキストを使っているの?」と聞くと、圧倒的な確率で返ってくるのが『みんなの日本語』でした。
『みんなの日本語』は世界中で買える定番本ですが、文型練習が中心のため、一人で読んでいるだけでは「なぜこの文法になるのか」「実際の会話でどう使うのか」が分からず、独学で行き詰まりやすいのです。
【講師のアプローチ】
ここで新しいテキストを買い直させる必要はありません。生徒が既に持っている『みんなの日本語』をそのままレッスンで使います。
「手持ちの本をそのまま使える」というのは、生徒にとって新しい出費もなく大きな安心感に繋がります。一人では理解しづらかった文法ルールをかみ砕いて説明し、手元のテキストを使って「実際に会話してみる」という練習をレッスンで補ってあげることで、独学の挫折をすくい上げることができます。
3. パターン②:完全なゼロ・ひらがなからの生徒には『げんき(Genki)』を提案
一方で、「ひらがなから勉強したい」「まだテキストを持っていない」という完全なゼロスタートの生徒さんには、こちらから『げんき(Genki)』をおすすめしています。
『げんき』は英語での解説が親切で、イラストや文化の紹介も豊富なため、初心者が挫折せずに楽しく学べる最高のテキストです。
そして実は、この『げんき』を勧めることには「講師側(自分)の準備負担を激減させる」という隠れた巨大なメリットがあります。
4. なぜ『げんき』は講師(自分)にとっても最強なのか?
本業を持ちながら副業を長く続けるための絶対条件は、「レッスン準備に時間をかけすぎないこと」です。
テキストを持っていないゼロ初級者に『げんき』を激推しする理由は、講師目線での以下の2点にあります。
① 日本のAmazonで電子書籍(Kindle等)が買える
海外や書店が近くにないエリアに住んでいる講師にとって、紙の教本をわざわざ取り寄せたり送ったりするのは時間も送料もかかります。『げんき』なら日本のAmazonで電子書籍がすぐに手に入るため、購入して即日、画面共有をしながらレッスンをスタートできます。
② 指導書(教本)がなくても一緒に読み進められる
『みんなの日本語』はテキスト単体だと教え方の手順が分かりづらく、講師用の指導書(教本)や解説サイトをあらかじめ調べて準備(教案作成)する必要があります。 一方『げんき』は、テキストを上から順番に一緒に読み進めるだけでレッスンが自然と成立する構成になっています。そのため、本業で忙しい平日夜でも、事前準備に追われることなく高品質なレッスンを提供できるのです。
5. 世界基準のテキストを使う最大のメリット:お互いに「手元」にある
『みんなの日本語』も『げんき』も、日本語学習者の間では世界的に有名な「超定番テキスト」です。
これは生徒にとっても、「自分の国のAmazonや地元の書店で簡単に手に入り、レッスン中に自分の手元に実物を広げて受けられる」という大きな安心感に繋がります。
- 生徒: 世界中どこにいても手に入り、手元を見ながら安心して学べる
- 講師: 電子書籍等で準備しやすく、教案作成の時間を最小限に抑えられる
このお互いにとってのWin-Winな環境を最初に作ってしまうことこそが、私が本業と両立しながら1年間で400コマを楽しく積み上げられた最大の秘訣です。
6. まとめ:生徒の悩みに寄り添い、自分も無理をしない
日本語講師としての第一歩は、「完璧な教案を作ること」ではありません。
- 手持ちを聞いて『みんなの日本語』があるなら、それをそのまま使って伴走する
- テキストがないゼロ初級なら『げんき』を提案して、お互いにスマートに進める
相手の状況に合わせて柔軟に対応するだけで、生徒の学習効率も、あなたの副業の持続可能性も劇的にアップします。
副業は「細く、長く、楽しく」続けることが一番大切です。ぜひ、王道テキストの力を借りて、無理のない講師ライフをスタートさせてみてくださいね!
