こんにちは!当ブログ管理人のあきです。
平日は本業の激務に追われ、週末はオンライン日本語講師(Preply)としてレッスンをこなし、さらに中国語や広東語の学び直しを続ける――。
自分で言うのもなんですが、私のスケジュール帳はいつも予定でいっぱいです。周囲からも「よくそんなに色々同時に続けられるね」と言われることがあります。
しかし、最初から白状させてください。私も決して、鉄の意志を持った完璧な人間ではありません。
実は先日、信じられないような大失態をやらかしてしまいました。 ちょっとした息抜きのつもりで始めたゲームに、恐ろしいほどどっぷりとハマり、気がつけば貴重な時間が信じられないほど「溶けて」しまっていたのです……。
今回は、そんな時間泥棒の誘惑に完敗した私が、あるビジネス動画での学びをきっかけに、語学アプリの「ゲーム性」を利用して人生のリズムを取り戻したリアルなサバイバル術をお話しします。
1. 「ちょっと息抜きのつもりが…」大人だってゲームの誘惑には勝てない
その日は、平日のがんばりの疲れもあり、脳が完全に「ご褒美」を求めていました。
そこで、ほんの気晴らしのつもりで起動したのが、Nintendo Switchの『トモダチコレクション』でした。
「10分だけ、本当にちょっと住人たちの様子を見るだけ……」
そう思って始めたはずでした。しかし、これが底なしの沼だったのです。 自分が作ったMii(キャラクター)たちが、勝手に友達になったり、恋をしたり、シュールな事件を起こしたり。住人の人間関係をのぞき見しながら、彼らの悩みを解決してあげるたびに、小さな報酬やアイテムが手に入るあの世界にどっぷりとハマり、気がつくと1時間、2時間……。
時計の針は無情にも進み、目の前には本来やりたかったはずの語学のテキストや、日本語レッスンの準備が手つかずのまま残されていました。
「40代にもなって、トモコレの人間関係に翻弄されて夜更かしして、一体私は何をやっているんだろう……」
流れ去った時間への後悔と、自分の意志の弱さに対する自己嫌悪で、その夜は本当にガッカリしてしまいました。可処分時間が限られている大人にとって、時間の浪費は致命傷です。「気をつけよう」と心に誓うものの、一度引っ張られた誘惑から抜け出すのは簡単ではありませんでした。
2. PIVOTで知った「人がゲームにハマる本当の理由」
そんなモヤモヤを抱えていたとき、たまたまYouTubeのビジネス映像メディア「PIVOT」の教育系チャンネルを視聴しました。そこで語られていた「認知能力」と「非認知能力」の密接な関係に関する話が、私の脳に雷を落としたのです。
テストの点数や語学力のような「認知能力」を伸ばすためには、ベースとして、やり抜く力や自制心といった「非認知能力」が不可欠であるという内容でした。
これを聞いた瞬間、ハッとしました。 「私はゲームの誘惑に負けたんじゃない。トモコレというシステムが、人間の『非認知能力』の隙を突くのが天才的に上手いだけなんだ」と気づいたのです。
トモコレの世界では、住人のお願いを一つ叶えればすぐに感謝され、お礼のアイテムがもらえます。この「小さなクリア(報酬)がすぐ手に入り、脳からドーパミンが出る仕組み」に、大人の疲れた脳は簡単にハックされてしまうわけです。
外の世界(本業など)では、どれだけ努力してもすぐに成果が出たり褒められたりすることは稀です。だからこそ、脳が手軽な快感を求めてゲームに逃げてしまうのは、ある意味で自然な防衛反応でもありました。
だったら、答えは一つです。 「本物のゲームに脳を乗っ取られる前に、勉強をゲーム化して、脳をハックし返せばいい」
3. 語学アプリの「ゲーム性」に救われた、私の自動操縦モード
そこで私が実践したのが、学習ステップの完全な「ゲーム化」です。 幸いなことに、現代の語学アプリ(Duolingo、Hello Chinese、Dropsなど)には、トモコレに負けない強力なゲーム性が最初から組み込まれています。
- 「連続記録」というステージ(枠組み)を守る
- 問題をクリアすると心地よい音が鳴り、ポイントが貯まる
疲れている夜に「今から気合を入れて中国語を勉強するぞ!」と思っても、脳がフリーズして拒絶します。だからこそ、私は順番を変えました。朝起きてすぐ、頭がまだ言い訳を始める前の「朝一番」に、スマホを手に取ってDuolingoを開くようにしたのです。
ゲーム感覚で画面をタップして指を動かしているうちに、気づけば20分が経過。ポイントが貯まるポップアップを見る頃には、「中国語のオンラインレッスンを受ける準備」まで脳が勝手に完了しています。
誘惑に「意志の力」で勝とうとするのを諦め、アプリが持つゲームの仕組みに「自動操縦」で乗っかる。これが、体力の衰えを感じる40代の賢いサバイバル戦略だと確信しました。
4. 週末の朝10時に「ボス戦(アンカー)」を配置する
さらに、この朝型のリズムを鉄壁にするために、週末のスケジュールにある強力な「仕組み」を取り入れました。
それが、「土日の朝10時に、オンライン中国語のクラスを予約しておく」というルールです。
これはいわば、週末の午前中に強制的に配置した「ゲームのボス戦」のようなものです。朝10時に先生が画面の向こうで待っていると思うと、逆算して「朝8時には起きよう」「9時には朝のアプリ学習を終わらせておこう」と、週末のダラダラしがちな午前中のリズムが芋づる式にカチッと整います。
金曜や土曜の夜はレッスンを一切入れず、1人でゆっくり冷えたワインを飲んで1週間をねぎらう(完全なリラックスタイム)。その代わり、翌朝は「朝10時のアンカー」のおかげで、最高のパフォーマンスのまま目覚めることができる。
このリズムが整ったおかげで、先週末も中国語のクラスを2コマこなし、さらに午後や夜のPreply(オンライン日本語講師)でのレッスンを、息切れすることなく笑顔で完走することができました。
5. まとめ:40代の習慣化は「仕組みが9割」
「ゲームで時間を溶かしてしまった」という大失敗から始まった私の試行錯誤ですが、今ではあのトモコレの住人たちにすら感謝しています。自分の弱さをリアルに知ったからこそ、よりしなやかで強力な「仕組み」を作ることができたからです。
40代からのパラレルキャリアや学び直しは、全力疾走の100メートル走ではありません。 誘惑に負けてゲームをしてしまう日があってもいいし、思うように進まない日があってもいい。
大切なのは、自分を責めることではなく、「脳が勝手に動いてしまう仕組みを生活の中にデザインすること」です。
同じように、「やりたいことがあるのに、ついスマホを見て時間が溶けてしまう」と悩んでいる同世代の皆さん。完璧な強い人間を目指すのはやめましょう。お互い賢く仕組みに頼りながら、細く、長く、しぶとく未来への投資を続けていきましょうね!
